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Voice ~君に届け~ 13   

※R18。ご注意。


















肩でする息を繰り返す俺は、共に沈んだベッドの上でお前のシャツを掴む。

その指先はいつになく、震えていた―――――








重く熱い影は、俺を押しつぶすかのように覆いかぶさって、さほど変わらない図体なのに抱きすくめられる感覚に、素直に安堵の息を吐く。

この熱は、慣れた温度だったはずなのに。しばらくの間で俺はすっかり、過去のものにしてしまっていたらしい。

身体が少し離れただけなのに慌ててしがみ付いた俺に、

『・・・・・・何もできないよ。』

と、お前は少し困ったように言った。



『まさか。止めるとか言わないよね?無理矢理は・・・・もう嫌だから、ね。お願い。』


擦り寄る鼻先に顔を上げて、熱のこもった吐息を感じる触れるだけのキスになんだか慰められているような気がするのは、俺の勘違いだろうか。

太腿に押し付けられた下半身の、硬くなったお前のソレは布越しなのにドクドク脈打つのが感じられて、伝わる熱さに俺は震える。


しがみ付いた腕の、俺の胸の中で、ぴったりと貼り付く肢体は少し動くだけで布ずれのジリジリという摩擦を生んで、
腕が緩まない事を悟ったお前はそんな体勢でも構わずに、俺に愛撫し始める。



首筋に触れる寸前の、その唇にさえ、感じて。

ピクン、と反応する俺の身体は、飢えて飢えて、飢え切っているはずなのに。
大きくなってしまった不安のほうがその上を行くなんて。これじゃまるで初めてみたいだろ。

知ってるはずなのに、わかってるはずなのに、
また一からやり直す。そんな気分になっていた。


肌に感じるお前の息が、熱い。いつもは鈍いけど優しくて、わがままを全部聞いてくれる、そんな奴なのに。

この時はまるで・・・・・・違う人みたいだなと、俺は余裕のない頭の隅っこのほうで、そんな事を思うのだった。


ちゅ・・・・・・・・と、軽く吸い付かれたうなじに近い首のところで、
『ヒョンの、味がする。匂いも。』と、お前は言った。

途端、お前はそこの場所に、噛みつく。


『痛っ・・・・・・!て・・・・・・・・・・・・・・・・・・』


走る痛みに俺は軽く暴れて、反射的にお前を少し突き放した瞬間に掌を握られる。
シーツに押し付けられて絡んだ指。俺はお前の顔色を伺う為に、咄嗟に自分の顔を見上げた。

瞳の中の相手はふざけた様子もなく、俺に真顔で、

『ようやく見たね。それとも、逃げる?』

と、そんな言葉を口にした。


それは。意地悪な台詞に聞こえるかもしれない。

だけど優しく甘やかすような声色で訊ねてくるから、俺は噛んだ自分の唇を解いて、無言で首を横に振る。


・・・・逃げられないんだろ?
お前はどこまでもどこまでも俺の中で追ってきて、そして俺も、ここから離れられそうもない。


一番じゃなくなってもいい、二番になっても三番でもいいから

・・・・・・・・だから傍に、置いといてよ。






影が、落ちてくる。

真っ暗な部屋に窓の外から漏れる僅かな光が、その目に反射して、黙って俺を見据えてくるから俺は堪らずに、

『愛してる。』なんて、メロディーに乗せて歌ったことしかない台詞を、まるでうわ言のように言ってしまった。


頬に触れた掌が顎を通って、その感触を確かめるようにゆっくりと下がって。

首を通った指先には怖さと愛しさの両方を覚えた。
胸元に置かれた手の、じんわり沁み込む温度は、その下の心臓を鷲掴む。

身体の線をなぞられる感覚は焦れったくて心もくすぐったくて、叫びたくなるけれど、
今は黙ってお前に・・・・・・身を委ねるしかなさそうなんだ。

だって俺は自分ひとりじゃこの愛しさも恐怖も、どうすることもできなさそうだから。



Tシャツの裾から入り込んだ手が肉に触れて、腹を撫ぜて胸元まで上がってくると、その尖りを指で弾いた。

ざわざわと脇腹辺りに生まれた小さな痺れをお前は分かっているのか、そこに顔を埋めたらすぐに、舌先でつつ・・・・と舐め上げる。


『あっ・・・・・・』


小さな声を上げる俺は、次第にその感覚が気持ちがいいということを思い出して、足の指の先まで入り始めた力とは逆に、肩や胸は脱力して、

『・・・・・・・ここ、好きだったよね。』なんて、そんなところで喋るから、初めはほんの小さな波だった快感に、一気に飲み込まれてゆく。



『んっ、』


震えるのは、身体だけじゃなかったから。今日は心も・・・・・・トクベツに痺れていた。

忘れようとしたこの感覚に引き戻されてゆく俺は早くも身の置き場に困って、縋るように伸ばした手でお前の温度を探す。

伸ばした指がお前の頬に触れて、そのまま探った先には肌を舐る舌先。

『・・・・・・指?』

吐息のかかった声でお前がそう呟いて、俺の指先に標的を移したその唇はそれに喰らいついた。


熱い・・・・・・・・。

口内で俺の指先に舌が絡まって、指の腹をくすぐった。
甘噛んで感じる小さな痛みも快楽だってことをお前に教えられて、吸い上げる音をわざと鳴らす煽りに、俺はまんまと嵌ってゆく。

口の中で指をくねらせて、絡められた舌を掻き混ぜたら、そのままゆっくり引き抜いて。
付いて来るお前を誘い込むように、俺は自分の指を舐めた。

そしてお前もまんまと俺の誘いに嵌って、今度は俺の舌先に、絡まってきてくれる。


『これ、邪魔・・・・・・。』


お前は俺の手首を掴んで引き抜くと、がっつくような深いキスで俺に息をする暇も与えない。

それでもそんなの構わないから、もっと、してくれないと、嫌だ。苦しいけど、嫌だ。



いつだったか俺は、こんな事を思った。



お前が欲しいなら、くれてやる。


そして死ぬほど叫んで、泣いてやるんだ。

それでもお前が好きな自分に、俺は泣いてやるんだって。












********



俺は、しがみ付くヒョンの指先が震えていることに気が付いて、

その背中に腕を廻して、自分の分の指の震えを、必死に隠した。


その先に何もないと言う彼は、いつになく怯えていて
そして俺も、いつになく・・・・・・怖かった。


シャツの上からじっとりと撫でた身体は、間違いなく同性の、よく見慣れた知ってるもので
硬くて、平らで、丸みの帯びない、ゴツゴツした感触のそれなんだけれど

どんな相手の、どんなものよりも、俺は愛おしくて堪らないのに

そんな相手は俺に堂々、目を背けてくれちゃうから


俺はその度、怖くて仕方がないんだ。



俺は男だからなんて、ヒョンはそう言ったね。


ねぇ。苦しい?怖い?

わかるよ。よく、わかる。


だってそれは。俺も一緒だから。


どうしようもない愛しさに迷って
先がないと思う関係に、怯える。



だけど。何もないなんて言わないで。


・・・・・・触れるのに。

その肌にも
その熱にも
その息にも
その、脆くて柔らかい心にも。

確かに、触れられるのに。


何もないなんて、言わないで。




『ぁ・・・・・・・・・・。』



小さく漏れたその声に、俺は頭が狂いそうだ。

徐々に上がる二人の熱を俺はじわじわ感じていて、急いでしまう自分の気持ちになんとかギリギリ、歯止めをかける。


最初からゆっくり、確かめたくて。
一から全部、彼を知りたい。


『こっち、向いて・・・・・・・・。』


逸らさないで、俺に誓って。

どこにも行かないって、誓って。










長くてごめん。ほんとごめん。
でもぐるぐるをずっと長々やったから、ここも少し長くなってもいいかな。
読んでいただけたらぽちっとしてくれると在り難いです
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いつもありがとうですm(__)m 

そしてお目目汚しはしょうがねえな❤って、笑って許してください←
てかさ。こやつら。まだ服も脱いでないっていう。
どうしたもんかね・・・・・・・。ふぅ。←
リアルタイムでは兄はドラマ撮影で島流しに遭い←
そしてミニョクが・・・・・・帰ってきたーーーーーーー!!!
・・・・・・待ってた←

そんなこんなで←
股です(笑)
今日もご訪問ありがとーです☆ 




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category: Voice ~君に届け~

thread: BL小説 - janre: 小説・文学

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コメント

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# | 
2013/09/25 00:25 | edit

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# | 
2013/09/25 00:27 | edit

もちろん!付き合いますっ。
ゆっくりでいいんです、ゆっくり1から愛を確かめあってるふたりがとっても愛おしい。
読んでて生唾ですぅ。
最近彼らのDVDとか見ててもこういうシーンがすぐに浮かんできちゃって/////←完全に腐ってますからあたしwww
でもそれが非常に楽しい!(*´Д`)ハァハァ

あ、みにょ帰ってきましたねー
今後の彼の登場も楽しみですっ!

和紅 #- | URL
2013/09/25 00:43 | edit

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# | 
2013/09/25 00:53 | edit

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# | 
2013/09/25 00:53 | edit

いいよ~ん、ちゃんとしっかりついて行くからね!

ヨンファ痩せたね。背中がスッキリ。でもって久々に胸筋確認♪
ニットは分かりやすくっていいね。

えりい #- | URL
2013/09/25 00:55 | edit

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# | 
2013/09/25 06:27 | edit

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# | 
2013/09/25 11:41 | edit

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# | 
2013/09/25 11:43 | edit

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# | 
2013/09/25 19:30 | edit

Re: 恋もエッチも・・・

>まだ長々やってました汗
でも、そろそろおわります。はい、多分(笑)

苛めるあまあま大作戦←?
服・・・・ほんと汚れちゃいますねwww
脱ぎなさい(笑)

それとも狙ってるのかな?←

あーー。変な時間に起きてしまって、
二度寝のタイミングを逃した模様(汗
やばい。寝ますm(__)m
おやすみなさいませ☆

>k・oさん #- | URL
2013/09/26 04:39 | edit

Re: タイトルなし

> イケナイ二人は元気ですか!!!

あーーもう、気になる気になる。

1000人切り×背だけじょんしなのおふぃすらぶ~ノンケに恋した僕~

の、二人←
や、もう、ほんと小話書こうかな←

R18の定義・・・・うーん、なんでしょうね。
私の場合、若干の感覚麻痺があるため←
FからがRだなっ(キリっ というルールを勝手に自分の中でもうけました←

もちろん愛ありき、ですが///←

内容的には、FからRでお願いします←

なんか頭文字ばっかですねwwww

>3・・nic・さん #- | URL
2013/09/26 13:34 | edit

Re: タイトルなし

> 楽しんでいらっさってよかったっす(*´Д`)ハァハァ
DVDとか見てると萌えーーーなところで何回も巻き戻しちゃって、
ぜんぜん先にすすまないんですよう←

Rなお話、切ってってたらたぶん4話?くらいでおわると思うのですが、
帰還した彼がまだ出てなくて、
ここはじぇひご登場願いたいのですが・・・・・

いつになることやら・・・・・・・・

>和紅さん #- | URL
2013/09/26 13:42 | edit

Re: お手伝いしたいww

>みんなで一枚ずつ・・・・・・・

剥ぎ取ろうずうううううううう❤←ここにも変態いた

てか、一話に一枚ずつってwwwwwww
むっちゃワロタwwwwwwwwwww

そして少し、それに魅力を感じました。←

愛再確認ツアー❤
たまありスタートとかさぁぁ。
うは。いきたい。。。いきたい・・・・・・・

未だカマキリに言ってない❤←

なんて言おうか必死に考えて、
根回しをしている最中ですよwwwwww
そこ以外は各都市回られるんですかあ?
いいなぁぁぁぁぁ
う ら や ま❤

って、わたしらまだチケットも取れてないのにwwww
私においては言い出してもいないwwww←
なのに行く気満々←

いえ、その意気込み大切です❤
浴衣・・・いいですね☆帯であーれー←しまつ←

>ak・・・さん #- | URL
2013/09/27 01:30 | edit

Re: タイトルなし

やっと
やっと

みにょくがかえってきたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

LAかいたふくきてましたねwww
兄とちがい←
それでも愛嬌で済まされる彼がすきです☆←

ながーい、んですが
あれです、一話分切るとなると非常に困るのです汗

手直し追いつかない!ひーー(笑)

>h・r・さん #- | URL
2013/09/27 01:33 | edit

Re: タイトルなし

> ありがとうですTT

もう間がね、むずかしくて(笑)
伸ばした感じになってもいかんし・・・・とか
ばかのくせにそんなこと考えて←

ヨン、ドラマで絞ったみたいですよね☆
大変だなぁえらいなぁ、と、
夜中にもしゃもしゃ食べながら思いましたwww

>えりいさん #- | URL
2013/09/27 01:36 | edit

Re: タイトルなし

>不覚にもwwwwwwww
朝から、みあね❤←

ほんと、ツアー発表から先行スタートまで
時間みじかすぎwwwww
はああああ、明日からじゃんかああああ!!って、
叫びましたもん(笑)

布越しのギンギンwwwww
素敵❤私もだいすきです❤←
あの斜めジッパー、どこのブランドなのか
まだ探れてないです(笑)

>ぷ・・太さん #- | URL
2013/09/27 01:40 | edit

Re: タイトルなし

>よん子はよん子←
この名の通り、よん子しまつ❤

じわーっとせめて、
ながーく焦れ焦れしてしまった分、
なんとかできないかと
あれもこれも入れ
あれは削り
の、繰り返し(笑)

ラスト福岡12月26日って・・・・・
年末なのに!いけないけどいきたい!!
飛行機とばないかもしれないんですよね、そのあたりの日になると。
なにせ雪がふるTT
札幌~福岡は羽田に比べると格段に便数も少ないし。
あぁぁ。冬が恨めしいTT

>お邪魔してますさん #- | URL
2013/09/27 02:27 | edit

Re: ちょードッキドキでした

>官能的に寄ると、可愛さはなくなり
可愛くなれば官能が薄れる。

悩む!!←

R、長いのは個人的に苦手ーーなのに(笑)
長くしないと溝が埋まらない。ああ・・・・・

自業自得←



せんいる、ちゅっかへ❤

>亜・さん #- | URL
2013/09/27 02:31 | edit

Re: タイトルなし

> そうなんですよね、溝うめなくちゃならんのですよね・・・
あーーー、どうしたら、あーーーーって、
なり過ぎてる午前3時(笑)
また早寝しすぎておきたです汗
そして更新時間おくれた・・・・・

>は・さん #- | URL
2013/09/27 03:01 | edit

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