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starlit night  12  

長ーいこと開いてしまいましたがこれでラストです。
忘れてしまいましたよねwwww←笑い事じゃない
・・・・・・・なのでリンク貼って行きます。初めから読むことができます。
↓↓

starlit night




















帰りの車内はお互いに終始無言で、小さくかけた音楽が永遠と流れていた。絡み合った長さほどではなかったものの、僅かにしか残らない体力を消耗させるには十分すぎる時間だった。

自然と落ちてくる瞼の裏に、明日からの事が勝手に目が浮かぶ。寝落ちする前に、昔思い描いていた自分と今の自分とを比べるのが、最近の俺の習慣になっていた。

あの頃思い描いてた未来に、ヒョンと呼ばれる恋人ができるなんて思いもしなかったあの頃、お前はいつも傍に居る存在でありながら、どこか一歩引いて俺を見ていたっけ。

無駄な馴れ合いにならない丁度いい距離をお前は保って、俺はその距離感があまり好きではなかった。

なんだか他人行儀な気がして嫌だと俺がお前に初めて言った時の、困ったように笑って目閉じた、あの表情が俺は今でも忘れられない。

“そんなこと、ないよ。”とぎこちない返事で、詰めた息を苦しそうに吐いていた。



『あのさ・・・・・・。』


倒したシートで心地よい車の揺れを感じながら呟くように言った俺の一言にお前は返事をせず、俺の声に被さるようにして広い公道へのウインカーがあがる。

カチ、カチ、カチ、カチ。
その音がなんだかとても忙しなく聞こえてしまうほど今夜は静かな夜だったから、街の灯で明るくなってゆく窓の外に、なんとも言えない感情が沸き起こった。


『な・・・・・・・・・・。』

『ん、どうしたの?』


俺が眠っているのだと思っていたのだろう。少し驚いたように返事をして、奴は俺の声を静かに待っている。
俺は薄目を開けると窓の方に視線を寄越して、今生まれた少しの間に、次に続く言葉が出てこなかった。

話すことも憚られる、穏やかな夜。
けれど言い表せない感情がもやもやと俺を包んで、叫びたいような泣いてしまいたいような。なんだか黙っているのが少し怖い夜だ。


『・・・・・・・・・・・・。』


何を言えばいいのかわからずに黙り込んだ俺にせっつくような問いは一切投げかけず、ただ黙ってハンドルを握る。
時折すれ違う車のライトに目を細めて、剃らなかった髭が白くい顎の辺りにぽつぽつとしているのを、俺は下から見上げていた。


『俺、』

『うん。』


走らせるタイヤと、アスファルトの摩擦音。
対向車がビュン、と去って、また一台去って、一定間隔に点々とした街灯が、まるでスポットライトのように俺達を照らし出していた。

ぼんやり照らされてはすぐに消えて、そしてまた照らされて。道路を駆け抜ける体感と一緒になると、なんだか今の自分達みたいに思えてくる。


『俺、お前は俺の事嫌いかと思ってたわ。』

『・・・・・・。それはまた随分と極端だね。』

『今でもたまに、思うわ。』

『・・・・・・・・・・・・。』

『だってさー。お前・・・・・・・・・・』



・・・・・・・冷めてーんだもん。

そう喉まで出かかった言葉を、俺は飲み込んだ。

わかってる、全部わかってるんだ。いつだって急かさず、問い詰めず。今もお前は俺には何も聞かっなかった。
少しだけ離れた距離で見守るのが癖なのは、きっとそのせいなんだろう。お前は昔からずーっと、そういう奴だったもんな。


『でも俺、寂しい。』


唐突な告白に、さすがの奴もこちらを振り向いた。夜道の運転はよそ見できずにすぐに前を向いたけれど、穏やかだった夜の空気は一瞬で、二人しかいない世界になったみたいだった。

二人で柄にもない言葉を言い合って、沢山のものを埋めてきた数年。周りの取り囲む環境が変わっても、俺達は何一つ変わってない。

俺が居て

『・・・・・・・・知ってる。』

お前が居て

『いつもここに居るよ。』

物語はまだまだ続いてゆく。


街が更に近づいてきている。すれ違う車の数も多くなって窓の外もどんどん明るくなった。
さっきまでは星が一番、明るかったのに。今はもう、あまり見えなくなっていた。



















*******


『アルコールは抜けた?』

『んー。すっかり。』


帰宅してシャワーを浴びた俺に冷蔵庫のミネラルウォーターを投げて寄越したお前は、時計を見てあくびをひとつした。俺の視線に気が付くと少し笑って、『寝ようか。』と、涙の溜まった目頭を押さえる。

『・・・・・・・・それとも続きする?』

イタズラな笑いに俺は、『馬鹿。』と言い返し、被っていたタオルを洗濯機に投げ入れた。




『じゃ、お休みなさい。』

『おう。』


リビングの照明を消して、自室のドアを閉めようとした時、後ろからドアを端を掴まれたのと同時の振り向きざまの口付けは、同じく掴まれた肩の先から力が抜けるほど濃厚で、有無も言わさずそのまま部屋へとなだれ込む。


空はもう、うっすらと明けていて、窓の向こうに僅かに残った星が二つ、静かに朝を待っていた。

もうすぐ朝がやってくる。新しい物語の一ページは、もう既に始まっているのだろう。










END☆

長い事お休みしてしまって申し訳ないです。
これで終わりです、お付き合いいただきありがとうごじゃいました❤

ぽちっとしてくれたら嬉しいです、よろしくお願いいたします❤
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今日、朝から寝転んでご飯をあまり食べなかった長男が学校で発熱して迎えに行ってきまんた。
39度。病院連れてったらどうやらリンパが腫れている模様。
痛がりもせず、ただ腫れてるだけ。熱が高いのでぐったり。水しか飲みたくないそうよ・・・・。
次男ぐんは、『ぼくも公文いくもんTT』と言い、長男について行っている公文に今日は一人でいきました。
帰宅後、長男に、『ほら!今日お休みしたから、宿題持ってきてあげたでしょ!!』と、
鬼のスパルタをしていました←

さあて。オンマは明日も病院だから寝ますw
それであ股ぬ❤


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category: starlit night

thread: BL小説 - janre: 小説・文学

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# | 
2014/05/28 00:21 | edit

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# | 
2014/05/28 00:23 | edit

あらあらたいへん!
長男くんはだいじょうぶ?
扁桃腺は平気?そんな発熱繰り返してるうちに。扁桃腺肥大になっちゃうよや←
で。そんな扁桃腺が普通じゃなくて扁桃腺肥大だと知ったのは二十歳を過ぎてからって←( ̄▽ ̄)
男の子は体が弱くて手がかかる。ってききますが。。。本当にオンマ大変そうで・゚・(´pωq`)・゚・
更新して欲しいけど。ムリのない程度で。。。ぷさんこさんの体が資本ですから!

お邪魔してます #- | URL
2014/05/31 14:37 | edit

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# | 
2014/06/04 07:51 | edit

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